大野諒太(東京大学大学院)
日本性科学会雑誌 31(1): 3-13, 2013.
レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル(LGB)は、自己概念と経験の不一致によって心理的不適応になりやすいといえる。LGBとしてのアイデンティティは、多次元的な視点によって捉えられるように変化しており、統合されているとメンタルヘルスにより良い影響を与えている。LGBが日常生活と学校教育でどのような経験をしているのかについて整理した結果、LGBは<こっちの世界>で仲間と出会える一方、異性愛者が中心の<あっちの世界>では否定的な経験をしながら日常生活を過ごし、また学校教育においても差別やいじめなどの被害を受け、メンタルヘルスに影響が及んでいることが明らかになった。
日本性科学会雑誌 31(1): 3-13, 2013.
レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル(LGB)は、自己概念と経験の不一致によって心理的不適応になりやすいといえる。LGBとしてのアイデンティティは、多次元的な視点によって捉えられるように変化しており、統合されているとメンタルヘルスにより良い影響を与えている。LGBが日常生活と学校教育でどのような経験をしているのかについて整理した結果、LGBは<こっちの世界>で仲間と出会える一方、異性愛者が中心の<あっちの世界>では否定的な経験をしながら日常生活を過ごし、また学校教育においても差別やいじめなどの被害を受け、メンタルヘルスに影響が及んでいることが明らかになった。
