ヨ・ヘイル(ネクスDSDジャパン)
日本性科学会雑誌 37(1): 71-79, 2019.
性分化疾患/インターセックスの体の状態に対しては「男でも女でもない性別」というイメージが長らく投影され続けている。しかし近年オランダやベルギーの公的機関が相次いで調査を行い、むしろ「男でも女でもない性別」という語られ方がスティグマ(社会的偏見・烙印)としてはたらき、当事者家族の社会的困難を増悪させている状況が指摘されている。このようなスティグマが発生する要因としては、「女性・男性ならばこういう体の構造のはず」という社会生物学的固定観念と、社会や医学において患者が標本のように扱われた歴史があると考えられた。しかし医学は、障害や疾患に対するスティグマを打ち破る役割もあると考えられる。(著者抄録)
日本性科学会雑誌 37(1): 71-79, 2019.
性分化疾患/インターセックスの体の状態に対しては「男でも女でもない性別」というイメージが長らく投影され続けている。しかし近年オランダやベルギーの公的機関が相次いで調査を行い、むしろ「男でも女でもない性別」という語られ方がスティグマ(社会的偏見・烙印)としてはたらき、当事者家族の社会的困難を増悪させている状況が指摘されている。このようなスティグマが発生する要因としては、「女性・男性ならばこういう体の構造のはず」という社会生物学的固定観念と、社会や医学において患者が標本のように扱われた歴史があると考えられた。しかし医学は、障害や疾患に対するスティグマを打ち破る役割もあると考えられる。(著者抄録)
