春間朋子(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科産科・婦人科), 関典子, 西田傑, 小川千加子, 楠本知行, 中村圭一郎, 平松祐司, 中塚幹也
日本性科学会雑誌 33(1): 29-36, 2015.
子宮頸癌および上皮内癌治療と性機能障害について検討した。子宮頸癌(上皮内癌含む)治療施行後に外来通院中の94例を対象とした。治療前に性交があったのは子宮頸癌で19例、上皮内癌で45例であった。治療後に性交頻度が減少していたのは子宮頸癌患者で73.7%、上皮内癌患者で51.1%であった。治療後性交の再開がない患者は子宮頸癌で47.4%、上皮内癌で31.1%であった。子宮頸癌患者では性的興奮、腟潤滑、オーガズム、満足度、恐怖心の項目でスコアが有意に低下した。性交頻度が減少していた患者の割合は、手術では50%であるが、放射線治療では75%と高率であった。治療後の性生活について手術前後に86.5%の患者は医療者から説明が必要であると思うと回答していたが、実際に説明があったのは50.6%であった。
日本性科学会雑誌 33(1): 29-36, 2015.
子宮頸癌および上皮内癌治療と性機能障害について検討した。子宮頸癌(上皮内癌含む)治療施行後に外来通院中の94例を対象とした。治療前に性交があったのは子宮頸癌で19例、上皮内癌で45例であった。治療後に性交頻度が減少していたのは子宮頸癌患者で73.7%、上皮内癌患者で51.1%であった。治療後性交の再開がない患者は子宮頸癌で47.4%、上皮内癌で31.1%であった。子宮頸癌患者では性的興奮、腟潤滑、オーガズム、満足度、恐怖心の項目でスコアが有意に低下した。性交頻度が減少していた患者の割合は、手術では50%であるが、放射線治療では75%と高率であった。治療後の性生活について手術前後に86.5%の患者は医療者から説明が必要であると思うと回答していたが、実際に説明があったのは50.6%であった。
