エストラジオールクリームバストミンの経外陰部投与の長期成績

関口由紀(LEADINGGIRLS女性医療クリニック・LUNAグループLUNA骨盤底トータルサポートクリニック), 槍澤ゆかり, 金城真実, 藤島淑子, 前田佳子
日本性科学会雑誌 32(1): 83-87, 2014.
エストラジオールクリームバストミンの経外陰部投与の長期成績について検討した。バストミンを長期使用している13例を対象にアンケートを実施した。使用頻度は、使用開始時は平均週3.3回、調査時は平均週2.2回であった。1回1cmを外陰部に塗る患者が最も多かった。全ての症状においてバストミン投与後に改善傾向を認め、そのうち陰部痛と陰部の乾燥感では有意な改善を認めた。陰部症状、尿路症状のドメイン別の症状スコアと全てのスコアの総点を、バストミン投与前後で比較すると、陰部症状、尿路症状、トータルスコアは、全て有意な改善を認めた。副作用は、適用部位の腫脹1例、適用部位そう痒感1例、乳房痛2例、外陰下垂感1例で、いずれも軽度であった。臨床全般印象度は、かなり悪い0例、悪い0例、少し悪い0例、変化なし1例、少し良い4例、良い4例、かなり良い4例で、「少し良い」以上92.3%、「良い」以上61.5%であった。