今村久美子(東京慈恵会医科大学附属第三病院), 茅島江子
日本性科学会雑誌 31(1): 15-26, 2013.
2010年6月から8月迄の期間、A市内の保健センター6ヶ所において乳児検診(4ヵ月検診)のために来所した女性を対象に、産後4から5ヵ月の性機能と影響要因について自記質問紙法を用いて調査を行った。対象者の背景、出産前後の状況、性生活の状況、育児不安、女性の性機能に関する指標(FSFI)が質問紙の内容であった。質問紙は434部配布し、回収数は166名、有効回答数は152名であった。対象者の平均年齢は32.3歳で平均産後週数は18.6週であった。性交を再開している者は82名で、平均再開時期は10.0週であった。産後4から5ヵ月における女性の性機能は低下しており、体調不良、育児不安、育児協力不足および性交再開に対する不安などがあると、性機能は低下しやすいことが明らかになった。FSFI総得点は「月経再開」がない、「育児協力」があまりない、「体の調子」が悪い、「性交開始の心配」がある、「育児不安」が高いという女性が有意に得点が低かった。
日本性科学会雑誌 31(1): 15-26, 2013.
2010年6月から8月迄の期間、A市内の保健センター6ヶ所において乳児検診(4ヵ月検診)のために来所した女性を対象に、産後4から5ヵ月の性機能と影響要因について自記質問紙法を用いて調査を行った。対象者の背景、出産前後の状況、性生活の状況、育児不安、女性の性機能に関する指標(FSFI)が質問紙の内容であった。質問紙は434部配布し、回収数は166名、有効回答数は152名であった。対象者の平均年齢は32.3歳で平均産後週数は18.6週であった。性交を再開している者は82名で、平均再開時期は10.0週であった。産後4から5ヵ月における女性の性機能は低下しており、体調不良、育児不安、育児協力不足および性交再開に対する不安などがあると、性機能は低下しやすいことが明らかになった。FSFI総得点は「月経再開」がない、「育児協力」があまりない、「体の調子」が悪い、「性交開始の心配」がある、「育児不安」が高いという女性が有意に得点が低かった。
