丸山治朗, 前野二三代
日本性科学会雑誌 25(1): 29-33, 2007.
学校における性教育開始時期の検討に資することを目的に、性病科外来男性患者1587名へ初交時の年齢と初交相手の年齢などについて聞き取り調査を実施した。その結果、初交時年齢が13歳から20歳までの初交相手は、同年齢の女性が最も多く、同年齢の女性の割合は12歳から13歳のごく少数出現の漸増期から、14歳から15歳、15歳から16歳と倍増し、その後、17歳で微増、18歳では再び増加する傾向にあることが分かった。ここから、初交年齢の低年齢化傾向を鑑み、12歳から13歳で性教育を開始することがより効果的であると考えた。
日本性科学会雑誌 25(1): 29-33, 2007.
学校における性教育開始時期の検討に資することを目的に、性病科外来男性患者1587名へ初交時の年齢と初交相手の年齢などについて聞き取り調査を実施した。その結果、初交時年齢が13歳から20歳までの初交相手は、同年齢の女性が最も多く、同年齢の女性の割合は12歳から13歳のごく少数出現の漸増期から、14歳から15歳、15歳から16歳と倍増し、その後、17歳で微増、18歳では再び増加する傾向にあることが分かった。ここから、初交年齢の低年齢化傾向を鑑み、12歳から13歳で性教育を開始することがより効果的であると考えた。