永井敦(岡山大学大学院医歯学総合研究科泌尿器病態学), 井口裕樹, 紙谷章弘, 津島知靖, 公文裕巳
日本性科学会雑誌 19(1): 12-16, 2001.
性別違和感を訴えてジェンダークリニックを受診した患者67名のうち,64名が性同一性障害(GID)と診断された.内訳はtranssexualが56名,そのうちfemale to male(FTM)が34名,male to female(MTF)が22名であった.transgenderは8名,そのうちFTM2名,MTF6名であった.すでにホルモン療法が開始されていたものがFTM17名,MTF14名に認められた.手術既往ではFTMで乳房切除術が15名,MTFでは精巣摘除術3名,豊胸術3名,頬部脂肪注入術が1名に施行されていた.また,MTFの1例には性別適合手術が施行されていた.ホルモン治療が施行されていた者において,FTMでは血中テストステロン濃度がホルモン治療群で有意に上昇を認めた.GID患者は急激な増加傾向にあり,精神科・泌尿器科・産婦人科・形成外科のチーム医療としての包括的治療が不可欠と思われる
日本性科学会雑誌 19(1): 12-16, 2001.
性別違和感を訴えてジェンダークリニックを受診した患者67名のうち,64名が性同一性障害(GID)と診断された.内訳はtranssexualが56名,そのうちfemale to male(FTM)が34名,male to female(MTF)が22名であった.transgenderは8名,そのうちFTM2名,MTF6名であった.すでにホルモン療法が開始されていたものがFTM17名,MTF14名に認められた.手術既往ではFTMで乳房切除術が15名,MTFでは精巣摘除術3名,豊胸術3名,頬部脂肪注入術が1名に施行されていた.また,MTFの1例には性別適合手術が施行されていた.ホルモン治療が施行されていた者において,FTMでは血中テストステロン濃度がホルモン治療群で有意に上昇を認めた.GID患者は急激な増加傾向にあり,精神科・泌尿器科・産婦人科・形成外科のチーム医療としての包括的治療が不可欠と思われる
