アルプロスタジルのインポテンスに対する経尿道的使用経験

長久保一朗(長久保クリニック), 桜井孝彦, 桑原勝孝, 竹内昭雄, 花井俊典, 平岡保紀, 岩本和夫, 堀場優樹, 星長清隆
日本性科学会雑誌 17(1): 8-14, 1999.
勃起障害の患者61名(平均62.5歳)に経尿道的にアルプロスタジル(125,250,500,1000μg/dl)を使用し,臨床効果を検討した.骨盤内の手術17例中5例,経尿道的前立腺切除術後12例中9例,糖尿病8例中5例,疾患なし6例中4例,慢性腎不全4例中4例,前立腺肥大症4例中3例に性交可能であった.脳梗塞,脊椎損傷は性交不可であった.前立腺癌で女性ホルモンとLH-RHアゴニスト使用群は17例中6例で性交可能であった.副作用は尿道痛10例,陰茎痛7例,出血,熱感,睾丸痛各1例であった.全61例中性交可能例は31例,50.8%であった