STD感染の基礎的諸条件に関する調査(第1編) 性行動における型と群 その考え方について

丸山治朗(あべの橋医院), 前野二三代
日本性科学会雑誌 21(1): 55-67, 2003.
昭和60年から平成13年までのSTD男性外来患者のうち,記憶が正確な12450人について聞き取り調査を行った.性行動型式83のパターンが得られた.行動型式の遂年変動及び年齢別変化についてのべ,世代によるパターンの変化を明らかにした.83のパターンを臨床に応用し易いように,5群分類法を導入した.I群は腟性交とフェラチオを中心とするグループ,II群はフェラチオを中心とするグループ,III群は腔性交を中心とするグループ,IV群は肛門性交を中心とするグループ,V群はその他である.異性間における性行動の変遷を示し,3群(I,II,III)の間において性行動が変化して行く有様を明らかにした