池田詩子(国家公務員共済組合連合会斗南病院婦人科・生殖内分泌科), 逸見博文, 尾形留美, 遠藤俊明
日本性科学会雑誌 38(1): 71-80, 2020.
婦人科を受診する女性に、性行動と性の悩み、性の相談窓口のあり方をアンケート調査した。全配布数373部中記入のあった365部を解析した。平均年齢は42.6歳(19~80歳)で、過去1年間の性交の頻度は、1ヵ月に1回以上126名、1年に1回以上47名、1年以上性交なし109名、性交経験なし17名、無回答69名であった。性の悩みがある人は85名、ない人は214名であった。性の相談窓口は、なくてもよい52名、あった方がよい226名で、相談しやすい場所や方法は、診察室(医師と看護師の陪席)46名、面談室など(1対1)149名、電話相談53名、メール相談92名(複数回答)であった。悩みの内容は、セックスレス18名、性交時痛24名、性欲減退35名(自分27名、夫17名)、時間がとれない7名、コミュニケーションがとれない7名、男性因子8名(勃起障害4名、射精障害5名)、オーガズム関連8名、においが気になる9名、うるおいの不足20名、性感染症9名、避妊5名、その他17名であった。婦人科に受診する女性では、性の悩みをもっている方が少なくなく、気軽に相談しやすい環境や媒体の普及が望まれる。(著者抄録)
日本性科学会雑誌 38(1): 71-80, 2020.
婦人科を受診する女性に、性行動と性の悩み、性の相談窓口のあり方をアンケート調査した。全配布数373部中記入のあった365部を解析した。平均年齢は42.6歳(19~80歳)で、過去1年間の性交の頻度は、1ヵ月に1回以上126名、1年に1回以上47名、1年以上性交なし109名、性交経験なし17名、無回答69名であった。性の悩みがある人は85名、ない人は214名であった。性の相談窓口は、なくてもよい52名、あった方がよい226名で、相談しやすい場所や方法は、診察室(医師と看護師の陪席)46名、面談室など(1対1)149名、電話相談53名、メール相談92名(複数回答)であった。悩みの内容は、セックスレス18名、性交時痛24名、性欲減退35名(自分27名、夫17名)、時間がとれない7名、コミュニケーションがとれない7名、男性因子8名(勃起障害4名、射精障害5名)、オーガズム関連8名、においが気になる9名、うるおいの不足20名、性感染症9名、避妊5名、その他17名であった。婦人科に受診する女性では、性の悩みをもっている方が少なくなく、気軽に相談しやすい環境や媒体の普及が望まれる。(著者抄録)
